法律 土地関連情報
法律上の土地の取り扱い（消費税編）
日本にはいろんな法律があります。
各法律において、土地に関するいろんな取り決めが決まっていますが、今回は消費税上の取り扱いについて見ていきましょう。
消費税が増税されることになった際、消費税の課税上の取り扱いがいろいろと話題になりました。
その一つが、土地でした。
なんと消費税が課されないというのです。
税金は担税力に着目して税を課します。
例えば、所得税であれば、所得、つまり儲けが発生したことについて、担税力があると考えるわけです。
では、消費税は何かと言えば、消費です。
消費することができるということは、それだけ税金を負担する能力があると考えるわけです。
ただ、消費だけなら誰でも行っています。
ということで、他の税金に比べれば負担は小さいものになっています。
話は少し逸れてしまいましたが、消費という行動に着目するのであれば、土地は合いません。
権利がなくなることはありますが、ものとしてなくなることはないからです。
今後も消費税の増税が予定されていますが、増税の際は、この話を思い出して下さい。